三鷹市を含む東京都下に大きい災害が起こったとき、日本語の理解が十分でなく、地理や災害についての知識が少ない外国籍(国籍が外国にあること)市民は、安全な場所への逃げたり災害から逃げている生活を送る上での情報理解が難しくなると思います。
そのため、三鷹国際交流協会では、災害が起こった時に協会事務所とロビーに「災害時外国籍市民支援センター」を置きます。三鷹市と協力しながら、外国籍(国籍が外国にあること)市民の応援を行うこととしています。
○ 設置
次のときに、三鷹国際交流センター内に「災害時外国籍市民支援センター」を置きます。
1 三鷹市に地震の大きさ、震度6弱以上の地震が起こったとき
2 地震以外の災害またはテロ等で市内に大きな被害が起こったとき
なお、次のときには、協会は「災害時外国籍市民情報連絡体制」をとります。
1 三鷹市に地震の大きさ、震度5強の地震が起こったとき
2 地震の大きさ、震度5強未満(より小さい)の地震、地震以外の災害、テロ等で市内に被害が起こり、かつ三鷹市災害対策本部が置かれたとき
3 東海地震の強い注意宣言の発令(出す)などで、三鷹市に災害対策本部が置かれたとき
○ 参集
「支援センター」を置くときには、事務局員は全員参集、協会役員とボランティア会員にはできるだけ集まっていただくこととなっています。また、「情報連絡体制」をとるときには、事務局員は参集、協会役員とボランティア会員は人数不足のときに参集をお願いすることとなっています。
○ 役割
「支援センター」の役割は、だいたい次のとおりです。
1 情報をあつめること・情報提供
災害発生のすぐ後、外国籍(国籍が外国にあること)市民の安全確保のため、避難場所(逃げる場所)情報など外国籍市民にとって必要な情報をあつめ提供します。
2 ボランティアの確保とコーディネート
いそぎのへのそなえに必要な通訳・言い変えボランティアを確保するとともに、市の災害対策本部と協力して、避難場所(逃げる場所)など通訳・言い変え者を必要とする場所へ振り分けます。
3 外国籍(国籍が外国にあること)市民の無事かどうかについての確認
市の災害対策本部と協力し、無事かどうかについての確認のお願いがあった方の無事かどうかについての情報を確認し連絡をとります。
4 生活相談
避難場所(逃げる場所)生活や国、都道府県が災害にあった人に提供する仮の家、仮設住宅への住むなど、今のところの生活を保っていくための相談や指導をします。また、生活復興に向けた相談をする場所などへの通訳・言い変えボランティアの派遣をします。
復興とはもと通りに元気・活発になることです。
○ 災害が起こった時外国籍(国籍が外国にあること)市民の応援センター設置・運営マニュアル
「支援センター」の設置・運営をよく進めるため、協会では「災害時外国籍市民支援センター設置・運営マニュアル」を作っています。
○ 三鷹市との防災パートナーシップについての合意
三鷹国際交流協会は、三鷹市との間で「防災パートナーシップに関する協定」を結んでいます。この合意は、災害が起こった時に外国籍(国籍が外国にあること)市民の救援などがよく行えるよう、市の災害いそぎのへのそなえや災害予防へのそなえに協会が協力することを内容としています。
合意のむすぶは2004年1月で、その後、協会ではこの合意に基づき「災害時外国籍市民支援センター設置・運営マニュアル」を作るなど、外国籍(国籍が外国にあること)市民の安全で安心な生活のためのとりくみをすすめています。
三鷹国際交流協会との防災パートナーシップについての合意書(PDF 16KB)
2016/11/6 (日) 10:00-12:00 |
三鷹市総合防災練習 |
---|