三鷹国際交流協会は、市に住む人に国際交流活動に関わりながら、国際化意識を高くしていただこうと、いろいろな活動にとりくんでいます。また、日本に住んでいる外国籍(国籍が外国にあること)市に住む人が安心して生活できるよう、ボランティアによるいろいろなサポートをしています。ボランティア活動を通していろいろなサポート事業を行ないました。市民自分が国際交流活動に関わりながら市民の国際化意識を高くすることを目的に設立されました。
ボランティアとは、自分の考え・気持ちから助ける人、助けることです。
設立は1989年11月で、その後1996年11月に組織体制を強くするため財団法人に組織変えました。財団法人化にあたっては三鷹市が基本財産のお金をすべて出捐しています。また、2012年4月に公益財団法人に移行しました。
おもな活動内容は、「地域における国際交流の推進」「国際理解の推進」「外国籍市民への生活支援活動の推進」「市から受託する施設の管理運営」「その他協会の目的を達成するために必要な事業」の5つの分野にわたり、三鷹市と協力してともにはたらくことで、地域の国際化を進めることに向けた活動をしています。
それらの活動は、主に三鷹市からの補助金と、市民の参加による個人会員と学生会員、市内の大学や国際交流活動している団体の団体会員からの会費収入によってまかなわれています。
またたくさんの活動は、イベント部会、多文化教養部会、サポート・サービス部会、広報部会、国際交流フェスティバル実行委員会など、協会会員により構成する各部会での検討を得て行なっています。必要があれば別に計画チームも置きます。
このような協会主催事業のほか、会員が作ったグループによる活動も展開され、両輪一体となって協会活動の充実をしています。
国際化の波は、ここ数年の間に目を注意して見るほど進みます。情報網の進化などにより、世界は小さくなっています。地域社会でも、外国人住んでいる人は急にふえています。国際化は近くの問題になっています。外国人をとなりに住んでいる人としてうけいれる心構えやちがう文化理解が行き届いているとはいうことができないのが現在の状況であり、直接市民と接する市町村でも国際化のとりくみはいそぎの仕事といえます。
三鷹市では、1989年11月任意団体として三鷹国際交流協会をつくりました。1996年3月、第2次三鷹市基本計画を変更し、市の国際化にむけた基本的方向を決め、市民による国際交流の実行の中で、市民の国際化意識の育成をはかり、同時に在住外国人のより気持ちの良い生活の確保につとめています。
市の主体的事業としては、教育の意識周知・教育、家表示・役所(のビル)案内のローマ字併記等のハード面での整備、及びに外国のことばによる相談・情報提供などを行っています。また、いま、市民自身による国際交流活動が行われるようになります。会社の等でも、外国からの研修生の受入れなどがいつも行われています。個人レベルでも、外国人に対する日本語の教授(先生)など、じぶんからすすんだ活動が盛んになってきています。その中で、市の国際化やりかたの推進を希望する意見が高くなってきました。
この市民を始めとする(役所などの公的機関でない)民間の活動に、市が側面的協力をし、両者が両輪になったとりくみが、今必要と言えます。
いま、同じ協会の活動の幅は広がります。だんだん市民の国際化に対する意識は高くなっています。同時に、先の阪神・淡路大震災(とても大きい地震による災害)に見られるように、災害が起こった時の在住外国人のケアの問題など、より確固とした組織でやるべき問題があらわれてきています。
市民と行政が共同して国際交流を実行する中で、市民の国際化意識の育成を行なうには、よりとても組織の充実と活動の活発化が必要です。市民による国際交流活動がより地域にものごとが定着します。かつ、市民の自発性に基づいた活動ができるような体制をつくっていかなければなりません。
ついては、今の任意団体である三鷹国際交流協会を発展的に組織を変更し、財団法人三鷹国際交流協会を設立することにより、市民の国際化意識を育て、相互の友情を深め、本当の国際理解の実現を行ない、もって、世界平和に役に立つことをめざすものです。
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